2017.12.19 10:00(1/3ページ)

【関西レジェンド伝】中村泰士氏(3)もっといいものを…悩んでうつ病に

【関西レジェンド伝】

中村泰士氏(3)もっといいものを…悩んでうつ病に

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関西レジェンド伝
細川たかし「北酒場」で2度目の日本レコード大賞を受賞した

細川たかし「北酒場」で2度目の日本レコード大賞を受賞した【拡大】

 僕はギターは下手でね、曲を作るときは頭に浮かんだメロディーを譜面に書いていく。そのため、ギターやピアノを弾きながらと違って、ジャンルや演奏にとらわれないスタイルになった。もともとカントリーやジャズから入って、ロックンロールやロカビリーを聴いて、歌謡曲の歌手になった人間ですからね。

 ただ、ちあきなおみの日本レコード大賞受賞曲「喝采」(1972年)の後、自分に求めるメロディーラインが高くなりすぎてしまった。もっといいものと思うようになり、うまくいかない。先生、先生と言われるようになり、いい曲ですねとほめられても、自分ではいいと思わない。気がつかないうちにうつ病になっていました。

 友人のプロデューサーと飲んだとき、「おまえ、口も利かないし、おかしい。そんな人間じゃないだろ。病院に行け」と言われた。そこで診察を受けたら、わずか2、3分の問診で「うつです」と言われました。30代後半のことです。

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