2017.11.15 11:00(1/5ページ)

溝端×忍成×温水の舞台『管理人』まもなく開幕「疲れるけれど居心地がいい」

溝端×忍成×温水の舞台『管理人』まもなく開幕「疲れるけれど居心地がいい」

特集:
TOKYO HEADLINE
(右から)溝端、温水、忍成(撮影・蔦野裕)

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 日本でもコアなファンの多い英国のノーベル文学賞作家ハロルド・ピンターの作品。その中でも世界的にも最も上演されている『管理人』が11月26日から東京・シアタートラムで上演される。出演する溝端淳平、忍成修吾、温水洋一に話を聞いた。 

 舞台はロンドンにある家の一室。登場人物はガラクタを拾い集める男と、ガラクタを処分したい男と、ガラクタ同様に拾われてきた男。この3人が延々と繰り広げる話は部屋の話だったり、各々の人生の話だったり。個々の会話を取り出すと特段面白い話とは思えないのだが、全体を通すとえもいわれぬ不思議な読み応えを醸し出す作品となっている。ピンターは「不条理演劇の大家」と称される作家なのだが、果たして出演する3人はこの作品をどう読んだのか?

溝端「難しいし、なかなかすぐに解釈できるものではないなとは思いました。読んでいくうちにだんだん分かってきてはいるんですが、また新しく分からない部分や疑問が出てくる。やるほうにとってはかなりハードルが高い作品だなという印象です」

温水「僕も引き受けておいてなんなんですが、最初に台本をもらった時に、“この分量の台詞を覚えるの?”と思いました。まずそっちの“大変だぞ”という思いが正直ありました。それで10月中にとりあえず最後まで台詞を入れておこうという目標を立てました。そうしておけば後は演出の森(新太郎)さんがどうにかしてくれるだろうという、最初はそういう感じでした」 

忍成「最初に戯曲を読んだ時には、混乱しました。何度も読み返したんですが、読み進めては、“どういうお話だったっけ?”と戻って読み返すという感じ。本当に頭が混乱してしまって、途中で疲れて寝てしまったりしたこともありました(笑)。なかなか頭に入ってこないし、台詞の量もすごい。話の途中で、話の中身が変わっていくところもある。僕もこれは覚えるのは大変だろうなって思ったんですが、(徐賀世子訳の)上演台本を読んでいるうちに台詞の面白さを感じられるようになりました。3人の台詞がかけ離れている印象だったのが、例えば“間”があってあえて会話を変えているんだなというのが分かってきました。 “仕掛ける、仕掛けられる”ということがやりやすくなったという感じ。この本が面白いですし、好きですね」 

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  • 溝端淳平(撮影・蔦野裕)
  • 忍成修吾(撮影・蔦野裕)
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