2017.11.14 11:00(1/3ページ)

ジョン・キャメロン・ミッチェル監督「人ってみんなエイリアン!」

ジョン・キャメロン・ミッチェル監督「人ってみんなエイリアン!」

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ジョン・キャメロン・ミッチェル監督

ジョン・キャメロン・ミッチェル監督【拡大】

 ミュージカル、映画版ともに世界大ヒットになった『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』のジョン・キャメロン・ミッチェルの最新作がまもなく公開になる。脚本そして監督も務めた新作『パーティーで女の子に話しかけるには』は、自身も親しみのあるパンクロック音楽やそのカルチャー、そして宇宙人が登場する運命のストーリー。それって胸キュン? 監督に聞く。

 先日大成功のうちに幕を下ろしたミュージカル『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』のスペシャルショー。ジョン・キャメロン・ミッチェルは、自ら脚本を手掛け、主演したこの舞台に再び立った。男でも女でも、そのどちらでもないロックシンガー、ヘドウィグのドラマは初演から何年経とうと多くの支持を集め続けている。

「最初はどうなるかと思っていたんだけど、意外と大丈夫だね。動いて大きな声を出して、映画についてしゃべって。こういっては何だけど気持ちを切り替えられるからね」。 ヴィヴィアン・ウェストウッドのスーツをぴしっと着こなした監督はいう。今回『ヘドウィグー』の他に、映画『パーティーで女の子に話しかけるには』(12月1日公開)を日本に持ってきた。70年代後半のロンドンの郊外の町クロイドンが舞台。パンク音楽好きな少年エンが宇宙人の美少女(!!)ザンと運命的な出会いをしたことで展開するストーリーだ。

「最初は、他の人の作品を自分が脚色して映画を作っていくのってどうなんだろうと思っていたんだけど、だんだんと作品に惚れ込んでしまいました」

 イギリスの作家ニール・ゲイマンの短編が原作。 製作パートナーのハワード・ガートラーからこの作品を紹介された。

「読みながら思ったんです。人って恋をしている時は全員がエイリアンじゃないかとか、思春期の時なんて全員がみんなエイリアンだっていえるんじゃないかなって。それとシンプルなテーマを優しい形で語っていて、もっと大きなライフストーリーになると感じました。そのやり方を見つけるまで数年かかってしまいましたが、子育てだとか、親の在り方を語るストーリーであるとか、外から来るものに脅威を感じる恐怖症(ゼノフォビア、xenophobia)、チャクラとかを入れ込めた。そして、パンク。この要素は原作にはなかったんですけど、ニール・ゲイマンがあの時代のクロイドンのパンク少年だったんで、取り入れています」

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