2017.11.14 10:00(1/3ページ)

【関西レジェンド伝】大村崑(5)「恋心」江利チエミさん楽屋に高倉健さん

【関西レジェンド伝】

大村崑(5)「恋心」江利チエミさん楽屋に高倉健さん

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関西レジェンド伝
渥美清さんとは1981年の「男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎」で共演した。マドンナは松坂慶子

渥美清さんとは1981年の「男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎」で共演した。マドンナは松坂慶子【拡大】

 長い喜劇俳優人生で知り合った人たちの話をしましょうか。専属コメディアンをしていた大阪・梅田の北野劇場には、年に何回か江利チエミさんのショーがありました。公演の合間には阪急百貨店で買い物につきあったり、ごはんを一緒に食べたり、歯が痛いと言えば歯科医院につれていってあげたりしてました。

 もうね、「好きやで、あんた」と言おうかと思ってたら、あるとき、彼女の楽屋にえらい二枚目が座ってた。「こんちゃん、こちら東映の高倉健さん」って紹介されて。同じ昭和6年生まれだった。とにかく、しょっちゅう楽屋に来てましたわ。まんまるのメロンを半分に割ってカレーライス用のスプーンで2人仲よく食べてるの。そんな豪勢な食べ方、初めて見ました。いつか有名になってメロンたらふく食ってやると誓いましたね。

 のちにリドリー・スコット監督の映画「ブラック・レイン」(1989年)で日本人刑事役のオーディションを受けたんです。主役のマイケル・ダグラスの相棒役。コテコテの大阪弁のセリフを読まされました。結果はご存じのとおり、高倉健さん。でもね…僕は今も携帯電話がかかってきたときに流れる音は江利チエミの「テネシーワルツ」なんですよ。

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