2017.11.6 11:49

中田カウス・ボタン、今年でコンビ結成50周年 若手の成長が励みに/芸能ショナイ業務話

中田カウス・ボタン、今年でコンビ結成50周年 若手の成長が励みに/芸能ショナイ業務話

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芸能ショナイ業務話
コンビ結成50周年イベントを行った中田ボタン(左)と中田カウス=東京・恵比寿

コンビ結成50周年イベントを行った中田ボタン(左)と中田カウス=東京・恵比寿【拡大】

 これまでの人生、「これ!!」というものに出会った人はどれくらいいるのだろうか。それが仕事でも、パートナーでもいい。この2人にとって、漫才と相方はまさに「これ!!」なのだと思う。今年、結成50周年を迎えたお笑いコンビ、中田カウス・ボタンだ。

 2人は50周年企画として、2013年から全国47都市と台湾を回る漫才ツアーを敢行。同ツアーは横山エンタツ・花菱アチャコが作り出した「しゃべくり漫才」普及のために企画したものだ。

 大阪・なんばグランド花月でトリを飾る大ベテランは先月30日、東京・恵比寿ガーデンホールで迎えたファイナル公演でも大トリで登場。熟練の「間」と「呼吸」で会場を中田カウス・ボタンの世界へ引き込んだ。

 所属する吉本興業は今年、創業105周年を迎えた。カウスは「105年の歴史の中で最高傑作は漫才。新しい子たちが時代、会社を支え、われわれに苦労させ…」としみじみ。自身を表現する“武器”への愛は止まらない。

 吉本興業の歴史を語る上で、欠かすことができない中田カウス・ボタン。50年間続ける秘訣(ひけつ)に挙げたことが「毎日1回、1回をちゃんとこなしているかどうか」だった。

 カウスは「50年の経験をどこに持っていくというたら、若手の子たちに。悩んでいたら、その経験の中から答えていくことが僕らの責任」と力説。「吉本興業は105周年ですけど、裏105周年というのもある。裏も表も全部、見てきました。アドバイスを心からしてあげられるかな」とニヤリとした。

 2人にはお笑いの筋肉を鍛えるトレーニングがあるという。「理不尽なことから逃げないこと。理不尽なことを誰よりも経験することで、人の気持ちが分かる。人の気持ちが分からないと、笑わすことはできない」とカウス。その言葉に取材に同席した若手のミキらが真剣に耳を傾ける姿が印象に残った。

 コンビの解散危機は「ない」と口をそろえた2人。カウスが「けんかからは何も生まれない。でも、議論はとことんしないといけない。ネタにしても、相方にしても」と話せば、ボタンは「何にしても妥協がない人ですね」と評した。

 「この4年の間に、もうびっくりしますね。若手の伸び方には。中堅が焦ってきているんじゃないかな」(カウス)

 中堅から若手まで、2人を慕う芸人も参加した同ツアーは、この日から2週目に突入。漫才を愛し、漫才に愛された男たち。若手の成長が、今後の2人にとって最高の“栄養”なのかもしれない。(やんばる)

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