2017.10.31 12:00

“失恋ソングの歌姫”柴田淳が2年8カ月ぶりに新アルバム/週末エンタメ

“失恋ソングの歌姫”柴田淳が2年8カ月ぶりに新アルバム/週末エンタメ

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週末エンタメ芸能記者コラム
新アルバム「私は幸せ」でタイトルとは真逆の“究極の切なさ”を表現する柴田淳

新アルバム「私は幸せ」でタイトルとは真逆の“究極の切なさ”を表現する柴田淳【拡大】

 “失恋ソングの歌姫”としてアラフォー世代を中心に人気のシンガー・ソングライター、柴田淳(じゅん、40)が約2年8カ月ぶりの新アルバム「私は幸せ」で“究極に切ないラブソング”に挑戦している。

 ロマンチックな歌詞で共感を求めず、心の中にある負の感情と徹底的に向き合う独特の世界観で魅了してきた柴田は、10月31日でデビュー17年目に突入した。

 これまで2006年に放送された櫻井淳子(44)主演のフジテレビ系昼ドラ「美しい罠」の主題歌「紅蓮の月」や、14年放送で沢口靖子(52)主演のテレビ朝日系「科捜研の女」の主題歌「車窓」を担当して話題となったが、創作スタンスは一貫しており、今作のタイトルについても「『私は幸せ』と断言するって、本当に幸せな人はしないと思うんです」とコメント。“幸せ”という言葉に疑問を抱くところから作品作りがスタートした。

 特に印象的なのは2曲目の「両片想い」。お互いが好きなのに、その気持ちを表現できずに片思いのまま別れを迎えるというストーリーだ。

 ‐私だけじゃないはず 気が遠くなる未来に 大丈夫かな 一人で-

 「片想い」という言葉には淡い恋模様というイメージがあるが、双方の不安を同時に表現する手法で“究極の切なさ”を表現。どん底に突き落とされそうになるが、柴田の温かみのある歌声が唯一の“希望”としてしみこんでくるのが救いとなっている。

 柴田の作風はJ-POP界でも定評があり、3曲目の「轍」ではサザンオールスターズのサポートメンバーとして知られるギタリストの小倉博和(57)やバイオリニストの金原千恵子(52)が参加。有名ミュージシャンも認める高い音楽性も魅力だ。

 9月24日に東京・青海のヴィーナスポート内にある教会広場で行われたフリーライブは約450人のファンで満員となる盛況ぶりだった。柴田本人も「来年はライブをやりたい」と意欲をみせており、さらなる活躍に注目が集まる。(山内倫貴)

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