2017.10.24 10:00(1/2ページ)

【関西レジェンド伝】大村崑(2)実は芸名、大村「昆」だった 台本では昆の字が間違って「崑」と印刷

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大村崑(2)実は芸名、大村「昆」だった 台本では昆の字が間違って「崑」と印刷

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テレビの黎明期に大人気番組だった「番頭はんと丁稚どん」の(左から)芦屋小雁、芦屋雁之助、大村崑、茶川一郎

テレビの黎明期に大人気番組だった「番頭はんと丁稚どん」の(左から)芦屋小雁、芦屋雁之助、大村崑、茶川一郎【拡大】

 神戸の三宮にあったキャバレー「新世紀」でボーイをしていた19歳のとき、玉撞き場で賭けビリヤードやってるときに喀血したんです。肺結核です。伯母が医者の足に金色夜叉のお宮みたいにすがりついて、手術で片肺とって、なんとか助かりました。

 1年半くらい療養して「新世紀」に復帰してからは、ボーイをやりながらステージの司会もして「今宵のショーは江利チエミさんをお迎えして~」なんてやってました。そのうち、雪村いづみさんのマネジャーに「僕、プロの司会者になりたいんです」と相談して、当時ラジオや歌謡ショーで人気司会者だった大久保怜先生を紹介してもらったんです。1954年8月のことです。

 弟子入りして1カ月ほど経った頃、大久保先生に「笠置シズ子さんのショーに出てくれ。芸名も考えておくから」と言われまして、もらった台本には「大村昆」と印刷されてありました。

 「大久保の大に、岡村(本名・岡村睦治)の村。名前はおめでたいのがいいから、昆布の昆にした。最後がンだとお客さんもおぼえやすいんや」と説明してもらいまして。うれしかったですね。ところが、次にできた台本では昆の字が間違って「崑」と印刷されていた。でもね、先生が「これ、中国の崑崙山(伝説上の神聖な山)の崑やないか。これでええ」と言うので、大村崑になったわけです。

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