2017.10.19 12:00

いよいよ船出する宝塚雪組・望海風斗と真彩希帆の“希望”コンビ/週末エンタメ

いよいよ船出する宝塚雪組・望海風斗と真彩希帆の“希望”コンビ/週末エンタメ

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週末エンタメ芸能記者コラム

 宝塚歌劇団雪組新トップ、望海風斗(のぞみ・ふうと)のお披露目公演「ひかりふる路~革命家、マクシミリアン・ロベスピエール~」が11月10日~12月15日に宝塚大劇場、来年1月2日~2月11日に東京宝塚劇場で上演される。

 同作で望海は、フランス革命の中心人物で革命家、マクシミリアン・ロベスピエールを熱演。宝塚の舞台には幾度となく登場してきた人物だ。

 先月行われた製作発表で作・演出を担当する歌劇団の生田大和氏は同役が「スカーレット・ピンパーネル」で恐怖政治の独裁者、「1789」で理想に燃える青年として描かれた点を挙げ、「これまで描かれていなかった、ロベスピエールが“白”から“黒”に変わった過程を描きたい」と意気込んだ。

 宝塚トップが演じるのは王子など“白”のクリーンな役が定番だが、望海は過去の作品で“黒”のダーティーヒーローを持ち味とし、「トップとしての魅力、培ってきた魅力を同時に表現できる役では」と期待した。

 望海も「今までにない新しいロベスピエール像が生まれるのでは」と唯一無二を強調。ミュージカルナンバーは「スカーレット-」などの楽曲を手掛けた米作曲家、フランク・ワイルドホーン氏が書き下ろし。同氏の楽曲は難曲ぞろいといわれるが、下級生時代から歌唱力でも存在感を放ってきた望海がついにセンターで本領発揮する。

 雪組は7月、圧倒的人気を誇った“ちぎみゆ”コンビこと早霧(さぎり)せいな、咲妃(さきひ)みゆが退団。後任となる望海、相手役の真彩希帆(まあや・きほ)はともに花組出身で、歌唱力が抜群の“希望”コンビとして期待される。

 第2部の「SUPER VOYAGER!-希望の海へ-」は新生雪組の船出を表現するレビューで、望海の名前にちなんで「望」「海」「風」「斗」の4つの場面を中心に構成される。客席のファンが踊る場面があり、宝塚で近年、増加しているファン参加の演出を今回も導入。作・演出を担当する歌劇団の野口幸作氏は、昨年に星野源の“恋ダンス”がヒットしたことを挙げ、「宝塚では“希望ダンス”をはやらせたい」と語った。

“希望”コンビは100年あまりの歴史を誇る歌劇団で新伝説を生むか。(小山 理絵)

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