2017.10.12 21:21

富山湾に「流氷の天使」 クリオネの新種発見

富山湾に「流氷の天使」 クリオネの新種発見

富山湾で発見された新種のクリオネ(蘭越町貝の館・富山大提供)

富山湾で発見された新種のクリオネ(蘭越町貝の館・富山大提供)【拡大】

 富山大は12日、巻き貝の仲間で「流氷の天使」と呼ばれるクリオネの新種が富山湾内で見つかったと発表した。富山大によると、新種は富山湾の300メートル以深に生息する固有種の可能性が高いとしている。これまでに世界で確認されているクリオネは4種で、昨年も約100年ぶりに新種がオホーツク海で見つかっていた。

 新種は体長約5ミリ。クリオネは主に北極や南極周辺の冷たい海に生息しており、富山湾の水深300メートル以深は特に水温も低いため、クリオネが生息する環境に適しているとみられる。 富山湾の生態系などを研究する大学院理工学研究部の張勁教授らが昨年8月、水深約1000メートルの海水から約30匹を初めて採集、さらに今月も約100匹を採集した。

 オホーツク海で新種を発見した北海道蘭越町の貝類博物館「貝の館」山崎友資学芸員と遺伝子解析などの調査を進め、新種と確認した。

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