2017.10.12 12:00

「スーパー歌舞伎II『ワンピース』」で冒険の旅へ/週末エンタメ

「スーパー歌舞伎II『ワンピース』」で冒険の旅へ/週末エンタメ

特集:
週末エンタメ芸能記者コラム

 漫画家、尾田栄一郎さん(42)の大人気漫画「ONE PIECE」の歌舞伎版「スーパー歌舞伎II『ワンピース』」が東京・新橋演舞場で2年ぶりに再演され、11月25日まで上演中だ。来年4月には大阪・松竹座、翌5月には名古屋・御園座でド迫力の大舞台を見ることができる。

 国民的人気を博し、累計発行部数が世界最高の3億5000万部を突破した同作は、特殊な力を持った少年のルフィが、仲間たちと海賊王を目指す海洋冒険ロマン。

 歌舞伎版では、キャラクターの死を描いたことで話題になった「頂上戦争!!!」のパートを取り上げている。

 今月6日に開幕したばかりだが、公演4日目となる9日に主人公、ルフィや赤髭のシャンクスなど3役を演じ、演出も務める市川猿之助(41)が左腕を骨折する事故に見舞われ、ニュースになった。原因は、初演よりボリュームを増した女海賊・ハンコックの衣装が回転装置に巻き込まれたことだった。

 主役不在の大ピンチとなったが、猿之助は“強運”の持ち主だった。今回の再演から尾上右近(25)を軸に中村隼人(23)ら“若手版”を作っていたのだ。

 演出は自身の通常公演と同じで、1幕のルフィとハンコックの早替わり、2幕での10トンの水が流れる中のイナズマ(隼人)らの大立ち回り、ルフィ(右近)の宙乗りと見どころ満載。

 また、初日前日の取材で猿之助が「背景にLEDの照明を使っているので、より“アニメ感”が増した」と胸を張った演出は、ルフィの世界に入り込んだ気分になるほどだ。

 仲間のため、己の危険をかえりみず、困難に立ち向かい、打破していくルフィの姿は、時代や国境を越え、人々の心を熱くする。

 そんな普遍的なストーリーは、子供のみならず、大人も笑い、驚き、グッとくる。この秋は、休憩含め4時間15分の“冒険の旅”に出かけてみませんか!?(栗原智恵子)

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