2017.10.11 12:00

菅田将暉の鍛え上げられた肉体美が話題の映画「あゝ、荒野」/週末エンタメ

菅田将暉の鍛え上げられた肉体美が話題の映画「あゝ、荒野」/週末エンタメ

特集:
週末エンタメ芸能記者コラム
「あゝ、荒野」左から菅田将暉、ヤン・イクチュン(C)2017「あゝ 、荒野 」フィルムパートナーズ

「あゝ、荒野」左から菅田将暉、ヤン・イクチュン(C)2017「あゝ 、荒野 」フィルムパートナーズ【拡大】

 俳優、菅田将暉(24)と韓国人俳優、ヤン・イクチュン(41)のW主演映画「あゝ、荒野」(岸善幸監督、前篇は公開中、後篇は21日公開)で、菅田の鍛え上げられた肉体美が話題を呼んでいる。

 劇作家の故寺山修司さんが1966年に発表した同名長編小説の映画化。原作は60年代が舞台だったが、映画では東京五輪から1年後の2021年の新宿に変更。振り込め詐欺に手を染め、少年院に服役した新次(菅田)と、吃音障害と赤面対人恐怖症で引っ込み思案の建二(ヤン)がボクシングと出会い、もがきながらも成長していく青春物語だ。

 前後篇合わせて5時間の大作の見どころは、日本ボクシングコミッションが全面協力したボクシングシーン。20キロの体重差があった2人は同じ階級の設定のため、菅田は約10キロ増量、ヤンは約10キロ減量して役作りした。菅田は62、63キロを目標に昨年8月のクランクインの半年前から、ボクシングジムにも通い、体作りをスタート。試合のシーンの撮影1週間前からは炭水化物を抜いて主食をプロテインや鶏のささみにするなど、徹底してボクサーの体を作り上げた。

 その菅田とヤンがリング上で拳を交えるシーンは迫力満点。鬼気迫る表情で殴り合い、血と汗が飛ぶ。2人からほとばしってくる熱量は胸に迫るものがある。

 2人の演技にも引き込まれる。菅田は母親に捨てられ、本能のまま生きる新次を野性味あふれる演技で体現。ヤンは父から暴力を受け、吃音で悩みながら自分のあるべき姿を追い求める建二の心情を繊細に表現している。菅田と女優、木下あかり(24)の濡れ場も見どころだ。

 菅田は「こんなに男の涙が見れる映画はないと思います。魂を削り、魂を吸い取られ、魂を与え、魂を受け取った作品です」と渾身作をアピール。魂のこもった、ボリュームたっぷりで見応えのある作品だ。(青森正宣)

  • 「あゝ、荒野」左から菅田将暉、ヤン・イクチュン(C)2017「あゝ 、荒野 」フィルムパートナーズ
  • 「あゝ、荒野」左からヤン・イクチュン、菅田将暉、木下あかり(C)2017「あゝ 、荒野 」フィルムパートナーズ
  • 「あゝ、荒野」左から菅田将暉、ヤン・イクチュン、ユースケ・サンタマリア(C)2017「あゝ 、荒野 」フィルムパートナーズ
今、あなたにオススメ
Recommended by
  1. サンスポ
  2. 芸能社会
  3. 芸能
  4. 菅田将暉の鍛え上げられた肉体美が話題の映画「あゝ、荒野」/週末エンタメ