2017.10.6 08:16

イシグロ氏、受賞で自宅に記者殺到「近所の人は事件を起こしたと考えたのでは」

イシグロ氏、受賞で自宅に記者殺到「近所の人は事件を起こしたと考えたのでは」

ノーベル文学賞の受賞が決まり、自宅敷地内で取材に応じるカズオ・イシグロ氏=5日、ロンドン(AP=共同)

ノーベル文学賞の受賞が決まり、自宅敷地内で取材に応じるカズオ・イシグロ氏=5日、ロンドン(AP=共同)【拡大】

 「ノーベル賞はもっと年配の作家が受賞するものと思っていたが、今、自分も年齢を重ねていたことに気が付いた」。ノーベル文学賞の受賞が決まった長崎市生まれの英国人作家カズオ・イシグロ氏(62)は5日の記者会見で、独特のユーモアを交えて喜びを示し、会見場は笑顔に包まれた。受賞は英国でも大々的に報道され、お祝いムードが広がっている。

 受賞の知らせの連絡を受けた時はロンドン北部の自宅の台所でメールを書いていた最中。少し早い昼食を取ろうかと考えていたところだった。

 受賞の一報が入っても「フェイクニュースの時代に生きているので興奮はしなかった」。しかし出版社などから電話が入り始め、BBC放送から電話でコメントを求められて「真剣に受け止め始めた」。自宅前には続々と記者が集まり「近所の人は私が事件を起こしたと考えたのではないか」と語った。

 ロンドンの大英博物館近くの出版社に設定された会見場には英国や日本のほか、ノーベル文学賞の授賞式が開かれるスウェーデンなど欧州各国の記者が殺到。1度では会見場に入りきらず、会見は2回に分けて行われる盛況ぶりだった。(共同)

  • ノーベル文学賞の受賞が決まり、笑顔で記者会見するカズオ・イシグロ氏=5日、ロンドン(AP=共同)
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