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【関西レジェンド伝】世良公則(4)音楽での結びつきが僕の宝

【関西レジェンド伝】

世良公則(4)音楽での結びつきが僕の宝

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関西レジェンド伝

 僕は酒はほとんど飲まない。デビューが決まって、大阪から東京に出る飛行機の中で「酒は飲まない」と決めたんです。人の話を聞くとき、人に話をするとき、しらふでいたいから。酔った勢いでけんかしたり、言ったことを覚えていない、というのは絶対に嫌だったから。

 僕がロックを始めた頃は、エレキギターを弾くのは不良という扱いで、ギターを持って歩いてたら警察官に呼び止められた。高校では矢沢永吉さんのコンサートには行っちゃいけませんと言われてたから、隠れて見に行ってたものです。

 それが、同世代のCharが出て、原田真二が出て、1978年7月10日に発売した僕たちのアルバム「世良公則&ツイスト」はオリコンで1位。日本のロックバンドのデビューアルバムが1位になったのは初めてだった。テレビをはじめとするメディアにも積極的に出た。音楽ファン、ロックファンを増やしたかったから。エレキを弾くのは不良じゃないよという世の中にしたかったから。でも、そのことが、ミーハーだと一部の音楽評論家から攻撃された。

 批判した評論家には「10年後、世良を見てロックを始めた、ツイストを見てバンドを組んだというやつが出てきたら、僕の勝ちですよね」と言っていた。こういう話をするときに酔っ払っていたくはなかった。そのうち、野村義男くんみたいに「俺、『銃爪(ひきがね)』をそらで弾けまーす」って言ってくれるギタリストが出てきてくれた。奥田民生くんもそう。彼らは僕の60歳のアニバーサリーライブにも出てくれました。よっちゃんは僕のバンド「GUILD9」でもギターを弾いてくれてます。

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