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【関西レジェンド伝】世良公則(3)東映に認められ実現…Vシネ第1作

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世良公則(3)東映に認められ実現…Vシネ第1作

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関西レジェンド伝
大ヒットしたドラマ「マルモのおきて」の制作発表。俳優・世良公則(後列右)が新境地を開いた

大ヒットしたドラマ「マルモのおきて」の制作発表。俳優・世良公則(後列右)が新境地を開いた【拡大】

 まだツイストをやっていたときだけど、あるプロデューサーの方に、原田芳雄さんと桃井かおりさんでスペシャルドラマを作るんだけど、北海道ロケに遊びに来ないかと誘われた。それが1981年の読売テレビ系火曜サスペンス劇場「さよならも言わずに消えた!」でした。

 芳雄さんは当時ブルースをやられていて、コンサートでもお会いしていた。僕は演技の経験もないから緊張してたんだけど、芳雄さんに「音楽と映像は『同じ遊園地の別の乗り物』だ。まるで違うことをやるわけじゃないぞ」と言われて、なるほどと思って。芳雄さんからは容赦なくアドリブが飛ぶ。それに必死で応えていたら、かおりさんに「やるじゃん。いいじゃん」と言ってもらいました。

 読売テレビ系「太陽にほえろ!」の話がきたのは、ツイスト解散後の翌82年。マカロニ(萩原健一)やジーパン(松田優作)の殉職の回のときは正座して見ていたという世代だから、やらせていただきますと。石原裕次郎さんにごあいさつに行くと「来たか」と言われました。ツイストが出たポプコンをご覧いただいていたそうで、「俺は最初から君が優勝すると思ってたよ」と言ってくださった。

 裕次郎さんは常に僕をミュージシャンとして見てくださったので、ちょっと声がかれたりしてると「どうした、ライブか?」と話しかけてくださった。僕のアルバムをお渡ししたら、「俺も音楽やってるんだよ。だから、おかえし」って、裕次郎さんがニューヨークの一流ジャズ・ミュージシャンと録音したアルバムをプレゼントしてくださった。粋な事をされるなぁと感じました。

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