2017.9.13 19:53

O157で3歳女児死亡…「でりしゃす」トング使い回しで二次汚染か

O157で3歳女児死亡…「でりしゃす」トング使い回しで二次汚染か

 埼玉、群馬両県の系列総菜店で購入したポテトサラダなどを食べた人が腸管出血性大腸菌O157に感染した集団食中毒で、前橋市は13日、同市の「でりしゃす六供店」で8月に販売された総菜を食べた東京都内の女児(3)と同市の60代女性が感染し、女児が9月上旬に死亡したと明らかにした。一連の問題で死者は初めて。

 市によると、女児が口にしたのはタケノコやエビの炒め物、天ぷら、きんぴらごぼうの4種類で、いずれも加熱食品だった。

 これまでの調査で、店の従業員や調理場の設備からO157は検出されていない。市は「でりしゃす」の系列店が、客が大皿から取った総菜を量り売りする方式だったことから、トングの使い回しなどにより「調理後に店内で販売する段階で、別の総菜や客から菌が付着し、二次汚染が起きた可能性がある」と説明した。六供店は13日から営業を自粛した。

 女児は溶血性尿毒症症候群(HUS)を発症し、入院先の都内の病院で亡くなった。8月11日に六供店で調理・販売された総菜を、親族の集まりで60代女性と一緒に食べた。親族らは生の総菜は買っていなかった。同店でこの日販売された総菜を食べた感染者は、既に判明している9人と合わせ計11人となった。

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