2017.9.7 11:58

綾野剛、「コウノドリ」に込めた熱い思い 連続ドラマ単独初主演作/芸能ショナイ業務話

綾野剛、「コウノドリ」に込めた熱い思い 連続ドラマ単独初主演作/芸能ショナイ業務話

綾野剛

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 誰もがSNSなどで簡単につぶやけ、さまざまな情報がすぐに世に出てしまう昨今。憶測記事などによる混乱を避けるため、スポーツ紙によるドラマの情報出しなどは、昔より相当早くなったと思う。

 綾野剛主演で10月にスタートするTBS系「コウノドリ」の続編もそうだった。一報を出したのは6月。事前に本人に取材もしたのだが、話を聞いたのは5月で、まだ台本も完成していないころだ。

 こういう取材はたまにあるが、まだ本人もどんな展開になるかを分かっていないのだから、ほとんどが当たり障りのない「頑張ります」的なコメントで終わることが多いが、綾野は違った。開口一番、「僕の中では鴻鳥(こうのとり=主人公)は生き続けていた」と熱く言い切った。

 同作は産婦人科を舞台にしたヒューマン医療ドラマ。2015年10月期に放送され、命を授かる奇跡を描いて視聴者の涙を誘った。綾野にとっては連続ドラマ単独初主演作。それだけに思い入れも相当強かったのかもしれない。

 続編放送まで丸2年かかったが、その分、自身も含め共演の松岡茉優、星野源、坂口健太郎らキャスト陣の成長も期待。「これだけの役者を座長として引っ張るわけですから。絶対におもしろくしなくちゃいけない。そこは、あえて自分にプレッシャーを与えて臨もうと思っています」と力を込めた。

 続編の場合、役作りは新たな役に比べれば、すんなり作ることができるものの、「(現実と同じく2年が経過した物語の中で)ちゃんと(役としても)成長した姿を見せなければならない。以前と同じでは意味がない。視聴者の目も厳しくなる」と武者震いした。

 前作で話題を呼んだピアノの演奏シーンも、このときからすでに猛特訓していた。「ある程度弾けるようになってくると、自分の限界も見えてくる。きっとこれは10年かけても弾けないなとか。プロのピアニストではないわけですから。役者としては、ある意味、そこを認めるのも重要だと思うんです。いまの自分にできる部分をいかに完成形に近づけられるか」。引くときは引く。役者という業種柄、さまざまなことを求められるが、何もかもを完璧にできるわけではないことを、きちんと念頭に置いている。

 その上で、すべてにおいて「絶対に前作を超える作品に仕上げる」と何度も口にした綾野。言葉の節々にプロ魂を感じさせた。あれから、もう4カ月がたった。いよいよ来月にスタートする「コウノドリ」。どんな作品になったのか、今から楽しみだ。(まろ)

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