2017.8.27 12:44

広陵・中村の歴史的快挙の瞬間が…NHK「中断ニュース」の裏側/芸能ショナイ業務話

広陵・中村の歴史的快挙の瞬間が…NHK「中断ニュース」の裏側/芸能ショナイ業務話

第99回全国高校野球選手権大会準決勝で、1大会個人最多本塁打記録を更新した広陵・中村奨成

第99回全国高校野球選手権大会準決勝で、1大会個人最多本塁打記録を更新した広陵・中村奨成【拡大】

 野球などテレビのスポーツ生中継で、ガッカリすることがある。応援するチームや選手がこれから活躍…という場面でいきなり放送が終わったりするときだけではない。CMや途中ではさむニュースの間に、劇的なホームランやシュートが飛び出したときの落胆は大きい。

 今月22日に甲子園球場で行われた第99回全国高校野球選手権大会準決勝で、広陵の中村奨成捕手が歴史的な快挙を達成したときもそうだった。5回に大会6号を放ち、1大会個人最多本塁打記録を更新したが、その瞬間のNHKテレビ生中継は、ニュースに切り替わっている最中だった。関係者や高校野球ファンはどれだけガッカリしただろう。

 NHKのスポーツ生中継では通常、インターバルを利用して一般ニュースの通称「中断ニュース」を何回か放送する。サッカーの場合は前半と後半の間、野球の場合は攻守交代の間などで、試合前に局内であらかじめ「中断ニュース」をどこに入れるか決める。民放ならばCMを入れるところをニュースで代用する形だ。

 NHKの野球中継の場合、「中断ニュース」は1試合に複数入れることになっており、1回につき通常2、3分間。今回の場合、5回の広陵攻撃前に入れることが決まっていた。ところが、ニュースの放送を終える直前に、先頭打者の中村捕手が歴史的快挙を達成。その瞬間を生中継できなかったというわけだ。

 この件について同局には視聴者からの問い合わせが多数来たものとみられるが、NHK広報局では「特に集計していない」とコメント。問い合わせの有無も内容も数も、結局は明らかにしなかった。

 しかし、過去にもNHKではあるスポーツ生中継の注目の瞬間を「中断ニュース」で放送できず、局内で問題になったことも。今回も中村捕手の快挙をめぐり、それこそ「中断ニュース」を中断するなど臨機応変の対策ができなかったことは、局内でも問題視されそうだ。

 中には「編成担当者の失策」と話すNHK関係者も。「中断ニュース」のあり方について今後、改めて局内で話し合い、同様のことが起きないよう善後策を講じてほしいものだ。(M)

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