2017.8.12 09:23

ミック・ジャガーも採用 思いを即座に届けることが可能なネット配信/芸能ショナイ業務話

ミック・ジャガーも採用 思いを即座に届けることが可能なネット配信/芸能ショナイ業務話

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ミック・ジャガー

ミック・ジャガー【拡大】

 先月28日に英ロックバンド、ザ・ローリングストーンズのミック・ジャガー(74)がソロ・シングル「ガッタ・ゲット・ア・グリップ/イングランド・ロスト」を緊急発売。告知を一切せず、突然リリースしたことで周囲を驚かせた。

 「ガッタ-」は難民問題や政界スキャンダルなど、一方の「イングランド-」はEU離脱を決めた後の混迷する英国について歌うなど、現在起きている国の情勢に対するメッセージ性が強い2曲だ。

 この緊急発売を初めて聞いたときに思い出したのがロック歌手、佐野元春(61)が2001年9月11日に起きた米中枢同時テロを受け、直後に起こした行動だ。佐野は、すぐさまテロについてのメッセージを詰め込んだ楽曲「光-The Light-」を書き下ろし、翌日にプライベートスタジオで録音。祈りと慈悲に満ちた同曲は、事件から1週間後に自身のホームページで無料配信された。

 私は、佐野の先見性の高さに驚かされたことと、当時ほとんど理解をしていなかったネット配信の可能性の高さに衝撃を受けた。

 一般的にCDなどのパッケージが完成するのは約90日といわれている。それだけの期間を待ってから発表すれば、楽曲のインパクトは薄れてしまうことが多い。しかし、佐野の曲は1週間後に配信されたため、そのメッセージは心の奥へ十分に伝わったことをよく覚えている。北朝鮮問題など世界は混とんとした時代に突入している。これから、アーティストたちがこのような手法で、多くの警鐘を鳴らしてくれることを期待している。(くらぼん)

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