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【関西レジェンド伝】笑福亭鶴光(4)松鶴師匠に、よう怒られましたわ

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笑福亭鶴光(4)松鶴師匠に、よう怒られましたわ

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関西レジェンド伝
若い頃は落語家らしからぬ長髪。でも、師匠には厳しくしごかれましたわ

若い頃は落語家らしからぬ長髪。でも、師匠には厳しくしごかれましたわ【拡大】

 笑福亭松鶴師匠に入門したのは19歳のとき。4年くらい、運転手したり、ご自宅の掃除したりしながら修行させてもらいました。

 師匠は僕のすべて。弟子入りしたその日から稽古をつけてくれた。毎日10本くらい教えてくれた。一回、一通り5分くらいしゃべってくれはる。その後にしぐさを入れてくれる。三回目で全部覚えないかん。終わるとすぐに、「おい、犬連れて散歩行くぞ」。その間にずーっとネタをやる。そのためにわざと散歩に連れていってくれるんや。そうしないと忘れてしまうからね。

 うちの師匠は五代目の息子なんやからサラブレッドのはずなんやけど、それにしては、大酒は飲むわ、博打はするわ、結婚だって3回もしてるし、むちゃくちゃでっせ、あの人生は。お客さん来たら、金もないのに誰彼かまわずごちそうして。ほかの落語家が次々と家を建ててるのに、うちの師匠だけずっと借家住まい。最後に建てたけど、料理店を改築したやつやった。68歳で亡くなったけど、大往生や。

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