2017.7.16 12:44

丹波哲郎さんも霊界からびっくり!?せんだみつおが2年ぶりに落語披露/芸能ショナイ業務話

丹波哲郎さんも霊界からびっくり!?せんだみつおが2年ぶりに落語披露/芸能ショナイ業務話

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せんだみつお

せんだみつお【拡大】

 霊界研究でも知られ、大まじめに霊界の存在を説いた丹波哲郎さん(2006年死去、享年84)は、俳優としても人間としても魅力があった。撮影現場に台本を覚えてこなかったり、共演者の飼い猫を「それは父上の生まれ変わりだ」と言って撮影現場を笑わせ、撮影をストップさせたり…。

 きわめつけは1989年、不倫騒動が発覚したときのことだ。「不倫ですよね?」と迫る報道陣を手招きした後、「あー、そんなこと、(愛人の住む)町の近所はみんな知ってるよ。今さら、記事にするのはおかしいと思うが、どうかね」と大まじめに言ったり…。

 報道陣は思わず吹き出したそうだが、昭和のおおらかな雰囲気もあったのだろう。そんな丹波さんが霊界からまるで舞い降りてきたかと錯覚させるタレントがいる。今月29日に70歳を迎えるせんだみつおだ。丹波さんとは公私ともに交流があったせいか、声音がそっくり。直に先日、聞かせてもらったが、前段の不倫会見の口調は目をつむって聞けば丹波さんと間違えるくらいだ。

 せんだと言えば、1970年代にテレビの情報バラエティー「ぎんざNOW!」などの司会で人気爆発。俳優としてもNHKの大河ドラマ「おんな太閤記」「春日局」など5作のほか、数多くのドラマや映画に出演。その後、交通事故の不祥事で長く低迷したが、ここにきて2時間ドラマを中心に刑事や会社社長などを演じ再び存在感を発揮してきた。

 ギャグは「ナハナハ」はもちろん、「ウケない、金ない、仕事がない」「トランプより、問題なのは俺のスランプ」「ひがみ、ねたみ、そねみは、せんだみつおの“三み一体”」など自虐ネタが多い。そんなギャグも織り交ぜる軽妙な司会で各種イベントにも飛び回っている。

 せんだは落語の腕もなかなかである。名乗るは「せんだ亭みつお」でほぼそのままだが、先日、故桂米朝さんが十八番にした夢を主題にした古典落語「天狗裁き」の練習に、記者もお付き合いした。せんだは「飼い猫たちに聞かせると、あくびして寝ちゃうんだよね」とボヤきつつ、どうしてどうして…。歯切れのいい口調からつむぎ上げる多彩な人物描写が生き生きとしている。

 落語を始めたのは5年前、知人の作詞家、秋元康さんの師匠でもある放送作家、奥山コーシンさんの勧めだった。以来、「話術を磨くために」と修業。今月22日午後1時から、東京・お江戸日本橋亭で「古稀記念 せんだみつおフェスティヴァル」と題して「天狗裁き」をせんだなりにアレンジした「テング裁き」を一席ぶつ。

 ゲストを招いて漫談も披露する予定で、ひょっとしたら、丹波さんの生前面白話や親交のある長嶋茂雄巨人軍終身名誉監督との交流話も聞けるかも…。せんだ自身は「落語は2年ぶりになるけど、関西弁でやるからこそ伝わる『天狗裁き』のおもしろさを伝えたい」と、とりわけ落語に気合が入っている。「健康のために毎朝、お酢を飲んでいます」というせいか、70歳には見えない若々しさで落語に漫談に新たな境地を開く。

 せんだに会うたび、「人を笑わせるのが心底、好きな人だな」と思う。と同時に、どこまでが本当でどこからが嘘か分からない話の面白さを肌身で知っている。夏本番に暑苦しいと思う御仁もいるかもしれないが、ぜひ多くの人に生でせんだの笑いの世界を楽しんでほしいものだ。(M)

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