デビュー当時はフジテレビ作品が多かった南野陽子。新米記者を演じた同局系「追いかけたいの!」では、役作りで東京・大手町のサンスポ編集局を訪れていた=1988年撮影 「スケバン刑事II」の仕事が決まったのは、18歳でデビューした2、3カ月後。「わぁ! 学園もの!」と喜んだけど、「アクション!?」って。私は運動があまり得意ではなく、でんぐり返しもできなくて。
だから、とにかく努力しました。毎日、家のお布団の上で、でんぐり返しの練習をして。ヨーヨーだって1回もできなかったけど、とりあえず投げては巻いて、投げては巻いて。「毎日100回やる!」と決めてやれば、わりと早い時期にいろんな芸ができるようになるものなんです。
それでも、やっぱり腕立て伏せとかは何回もできなくて、撮影ではピアノ線で体をつるして腕立てをしたり。視力も0・06とかだったから、よけるはずのパンチを顔面にくらったりと、体中アザだらけ。「スケバン-」がブームになっていたのを知ったのは、ずっと後ですね。当時は自分のことで精いっぱいだったから。