2017.5.30 10:00(1/2ページ)

【関西レジェンド伝】浜村淳(4)「映画好き」原点は京都の実家

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浜村淳(4)「映画好き」原点は京都の実家

特集:
関西レジェンド伝
夢は映画監督? ということで、こんな写真を撮ったことも。これからも映画愛を語り続けます

夢は映画監督? ということで、こんな写真を撮ったことも。これからも映画愛を語り続けます【拡大】

 僕の映画好きの原点は京都の実家にあるんです。京都市北区鷹峯(たかがみね)。若狭街道の1つが家の前の道ですよ。これを北へ100メートルも上った山道が、あるときは東海道、中山道、甲州街道になる。3日にいっぺんは時代劇の撮影に来てました。長谷川一夫も嵐寛寿郎も市川右太衛門もエノケン(榎本健一)も古川ロッパも見ましたねぇ。

 それが映画館で上映されると、誰々さんの家が映ってた、畑が映ってたと喜ぶ。そうするうちに映画が体に染みこんでしまいましたですね。

 中でもチャプリンの芸のうまさ。笑わせて笑わせて最後に泣かせる。淀川長治さんが、無人島に一つだけ好きなものを持って行けるならと聞かれて「チャプリンのフィルム」と言いました。

 僕もそう。集大成といえるのは「モダンタイムス」。ただね、二番目の娘、ジョセフィン・チャプリンが大阪へ来たときに聞くと、「街の灯」と即答しましたですね。あれも名作です。

 ほかにもたくさんのゲストが来てくれました。ソフィア・ローレンが読売テレビ「2時のワイドショー」に出てくれたときは夫のカルロ・ポンティという大プロデューサーとけんかの真っ最中。暇があると国際電話でけんかしてたから、お付きの方も「取り扱いに注意してください」と。

 ところがね、襟の深い切り込みの衣装を着てる彼女のバストが96センチもあるというんで、隣に座ってた私がのぞき込んだら「立ちなさい!」。

 スタジオは凍りつきました。直立不動になったら、「もっとよく見えるでしょ」(笑)。3年後、大阪の会見で僕を覚えてますかと聞いたら「あれから私の胸はしぼみました」やて(笑)。

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