参院の前庭で一般公開された、「レゴブロック」で作製した国会議事堂のレプリカ【拡大】
参院は20日午前、創設70周年記念行事の一環として、デンマーク発祥の「レゴブロック」で作製した国会議事堂のレプリカを参院の前庭で一般公開した。子どもに人気の玩具を使い、国会や参院を身近な存在としてアピールするのが狙い。参院の特別参観が行われる20、21両日に展示する。
プロのレゴ職人、大沢よしひろ氏が手掛けたレプリカは幅約3メートル、高さ約0・8メートルで実物の約70分の1のサイズ。レゴブロック約3万ピースが使用された。近くにそびえる本物の国会議事堂と並べて写真撮影できる。
この日は朝から来場者が多く、予定より30分早い午前8時半から公開を始めた。親子連れや修学旅行中の学生らがレゴブロックの前で足を止め、じっくり見入ったり、写真撮影したりしていた。父親(48)と訪れた東京都杉並区の小学5年粥川公資君(10)は「柱や窓まで繊細に作られている。本物の国会議事堂と大小を比較できて面白かった」と笑顔で語った。