2017.4.2 05:02

佐藤名人痛恨…タイトル保持者がソフトに初めて負けた/将棋

佐藤名人痛恨…タイトル保持者がソフトに初めて負けた/将棋

「PONANZA」に敗れた佐藤名人。ソフトの指し手は、コンピューターに接続されたロボットアームが務めた

「PONANZA」に敗れた佐藤名人。ソフトの指し手は、コンピューターに接続されたロボットアームが務めた【拡大】

 将棋プロ棋士の佐藤天彦名人(29)とコンピューターソフト「PONANZA」の2番勝負、第2期電王戦の第1局は1日、栃木県日光市の日光東照宮で行われ、71手で後手の佐藤名人が敗れた。公の場で、タイトル保持者がソフトに敗れるのは初めて。

 名人は七大タイトルの中で最も伝統がある。タイトル保持者とソフトの対局は2007年の渡辺明竜王以来で、この時は渡辺竜王が勝利した。プロ棋士とソフトが対戦する電王戦は12年に始まり、タイトル保持者の出場は今回が初めてだった。これで、電王戦の対戦成績はソフトの13勝5敗1引き分けとなった。

 対局は持ち時間各5時間で実施。中盤以降ソフトに、徐々にリードを奪われ、そのまま押し切られた。佐藤名人は昨年の名人戦で、第一人者の羽生善治3冠を破り、初タイトルを獲得した。PONANZAはプロ棋士に負けなしの6連勝中で、最強ソフトの呼び声が高い。

 電王戦は今年の大会で最後。第2局は5月20日、兵庫県姫路市の姫路城で行われる。

佐藤天彦名人「ソフトは読みの精度が高く、正確だった。(タイトル保持者がソフトに初めて敗れ)結果が出せなくて残念だった。第2局も大変な戦いになると思うが、勝算はあるので頑張りたい」

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