2017.3.20 21:03

石原氏、証人喚問で「ひらがなも忘れた」 脳梗塞の後遺症明かす

石原氏、証人喚問で「ひらがなも忘れた」 脳梗塞の後遺症明かす

東京都議会百条委員会の証人喚問で険しい表情を見せる石原元都知事

東京都議会百条委員会の証人喚問で険しい表情を見せる石原元都知事【拡大】

 「記憶にない」。東京都議会百条委員会の20日の証人喚問。石原慎太郎元知事は、巨額の土壌汚染対策費が都の負担となった経緯を尋ねる質問をかわし続けた。各会派の追及は持ち時間の短さもあって空回り。知事として13年間を過ごした都庁で持論を展開する姿からは、余裕さえ感じさせた。

 「天気晴朗なれど波高し」。喚問前、自宅を出発する際に笑顔を見せ、日露戦争の日本海海戦に臨む旧日本海軍の電文になぞらえ、心境を表現した石原氏。体調不良を理由に、座ったままの質疑応答と時間短縮が認められ、約20分の休憩を挟み6会派7人の質問に答えた。

 冒頭、職業を問われると「作家です」。脳梗塞の後遺症に苦しんでいるとして「ひらがなも忘れた」と述べた。襟首からは大きなガーゼがはみ出し、声はかすれがちと弱々しくも見えたが、質疑が始まると徐々に変化していく。

 最初に質問に立った自民党都議からは「都財政を再建された功績は大きい」「豊洲移転の決断は大英断」と持ち上げる発言が相次ぎ、石原氏は時折うなずくしぐさを見せる。築地市場について問われると「都民が食べる生鮮食品を扱うのに最も不適当な施設だと思っている」と持論を展開。声にも力がこもった。

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