2017.2.16 10:27

不適切な取り調べ、全国の警察で33件 昨年1年間

不適切な取り調べ、全国の警察で33件 昨年1年間

 警察庁は16日、昨年1年間の全国の警察による取り調べにおいて、不適切とされた「監督対象行為」が33件あったと発表した。前年よりも5件の増加。このうち、録音・録画(可視化)中の取り調べでは、捜査員が容疑者と、不当な身体接触とされる指切りをした千葉県警のほか、北海道警と茨城県警、滋賀県警で計4件あった。

 類型別に見ると「事前承認のない深夜や長時間の取り調べ」が17件で最も多く、前年の8件から倍以上になった。逮捕前に公費で買った弁当を食べさせるなどの「便宜供与」は8件だった。

 ほかに、容疑者の姿勢を正すなどの「身体接触」、机を蹴るなどの「有形力の行使」、「不安を覚えさせ、困惑させる言動」、「尊厳を著しく害する言動」が、それぞれ2件ずつ。「一定の姿勢や動作の不当要求」はなかった。

 全国の警察が昨年に実施した容疑者の取り調べは約135万件に上った。容疑者本人や弁護人らが申し出た苦情は418件だった。苦情の一部と捜査部門などからの連絡を合わせた463件について調査した。

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