2017.2.16 08:02

トランプ政権に新たな痛手 労働長官候補が指名辞退

トランプ政権に新たな痛手 労働長官候補が指名辞退

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 トランプ米政権の労働長官に指名されたファストフードチェーン経営の実業家アンディ・パズダー氏が15日、指名を辞退すると明らかにした。事業経営などを巡る懸念が浮上し、上院で承認に必要な賛成票を獲得できない見通しとなっていた。

 閣僚候補が指名を辞退したのはトランプ政権で初。政権発足前に駐米ロシア大使と対ロ制裁見直しを協議した疑惑を受けてフリン大統領補佐官が辞任したばかりのトランプ大統領にとって新たな痛手となる。政権運営が一層険しさを増すのは確実だ。

 パズダー氏は、ハンバーガーチェーン「ハーディーズ」などを展開する「CKEレストランツ」の最高経営責任者(CEO)で最低賃金引き上げに反対の立場。労働者の権利保護を主張する野党民主党は強く抵抗していた。

 さらに、不法移民を雇用していた事実や元妻が虐待被害を訴えていたことが判明し、多数派の共和党からも造反者が続出。承認には、定数100の上院で過半数を獲得する必要があるが、共和党指導部は極めて困難だとしてホワイトハウスに指名見直しを進言していた。(共同)

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