2017.2.9 15:05(1/2ページ)

「なんでも鑑定団」で「国宝級の茶碗」と太鼓判押されたのに…専門家から疑義 徳島県教委、文化財調査中止

「なんでも鑑定団」で「国宝級の茶碗」と太鼓判押されたのに…専門家から疑義 徳島県教委、文化財調査中止

人気番組「開運!なんでも鑑定団」で「国宝級の曜変天目」と鑑定された茶碗(テレビ東京の放送画面より)

人気番組「開運!なんでも鑑定団」で「国宝級の曜変天目」と鑑定された茶碗(テレビ東京の放送画面より)【拡大】

 昨年12月に放送されたテレビ東京系の人気番組「開運!なんでも鑑定団」で、「国宝級」と鑑定された茶碗(ちゃわん)をめぐり、所有者が住む徳島県の教育委員会が、文化財指定に向けた調査を計画しながら、一転して取りやめていたことが9日、分かった。番組放送後、専門家から鑑定結果を疑問視する指摘が相次ぎ、所有者から調査中止の申し出があった。(産経新聞

 「国宝級」と鑑定されていたのは、昨年12月20日放送の同番組に持ち込まれた茶碗。古美術鑑定家の中島誠之助さんが、南宋時代(12~13世紀)の中国・福建省で制作され、完全な状態では3つしか現存しない「曜変天目(ようへんてんもく)」に間違いない-などとし、2500万円の鑑定額がついた。

 茶碗の所有者は徳島県内でラーメン店を経営する男性で、曽祖父が買った古美術品の中に交ざっていたとされる。

 徳島県教育委員会によると、同番組での鑑定を受け、茶碗を文化財に指定するための調査を計画。県文化財保護条例に基づき、男性に文化財指定の申請をする意向を確認した。

 男性は当初協力的だったが、しばらくして男性から「諸般の事情で資料を外に出さないでもらいたい」「この件は今後ノーコメントにします」との申し出があり、調査実施は白紙となった。

【続きを読む】

今、あなたにオススメ
Recommended by
  1. サンスポ
  2. 芸能社会
  3. 社会
  4. 「なんでも鑑定団」で「国宝級の茶碗」と太鼓判押されたのに…専門家から疑義 徳島県教委、文化財調査中止