2017.1.13 11:10

英国連大使が日本の南スーダン対応批判「考え改めるべき」

英国連大使が日本の南スーダン対応批判「考え改めるべき」

 英国のライクロフト国連大使は12日、米国が国連安全保障理事会に提出した対南スーダン制裁決議案が昨年12月に否決されたことを受け「棄権した8カ国は考えや計画を改めて、出直さなければならない。彼らは何を支持しているのか」と述べ、棄権した日本など8カ国の対応を批判した。

 国連本部で記者団に語った。英米仏は南スーダン内戦が「ジェノサイド(民族大虐殺)」に発展することを懸念し武器禁輸を含む決議案の採択を目指しているが、現地の国連平和維持活動(PKO)に陸上自衛隊を派遣している日本は「逆効果」(別所浩郎国連大使)との立場で意見の隔たりは大きいままだ。

 ライクロフト氏は「決議案に棄権すれば、南スーダンをさらに不安定化させようとする人物の思うつぼになる。棄権した8カ国はそのことを考える必要がある」と語り、翻意を促した。

 安保理決議は全15理事国のうち9カ国以上が賛成し、米英仏中ロの5常任理事国が拒否権を使わなかった場合に採択される。昨年12月の同決議案採決では米英仏など7カ国が賛成、日本や中国、ロシア、マレーシアなど8カ国が棄権した。(共同)

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