2017.1.13 16:24

「かんぽの宿」てこ入れ加速…日本郵政、赤字続きで

「かんぽの宿」てこ入れ加速…日本郵政、赤字続きで

 日本郵政が各地で経営する「かんぽの宿」事業で、改装などのてこ入れを加速している。立地が悪く赤字が続いており、2015年11月の株式上場以降、投資家らから経営の効率化を求められているためだ。ただ少子高齢化が進み同業他社との競争が激化する中、順調に立て直しが進むかは不透明だ。

 日本郵政の宿泊事業の業績は低迷している。07年10月の民営化以降、経常損益は一度も黒字化しておらず、16年3月期は19億円の赤字だった。立地のほか、かつては簡易保険加入者しか利用できなかったため、利用者が限定されているとの誤解が根強いという。

 日本郵政も手をこまねいているわけではない。不採算拠点は徐々に閉鎖し、施設数は民営化直後の07年10月1日の71から現在は53まで減少した。静岡県熱海市などの集客の見込める施設で特徴のある客室や浴場の新設などを進め、今月14日からは約2年ぶりのテレビCMを各地で放送する。

 ただ抜本的な改善は容易でなく、あるアナリストは「事業をやめてしまいたいのが本音だろう」と指摘した。

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