2017.1.4 14:28

紅白が盛り上がるキーポイントは…“おおらかさ”と“ゆるさ”/芸能ショナイ業務話

紅白が盛り上がるキーポイントは…“おおらかさ”と“ゆるさ”/芸能ショナイ業務話

特集:
SMAP解散
紅白歌合戦

 紅白の舞台裏で盛り上がったのはピコ太郎、ガッキー、紅組逆転勝利の瞬間だった。

 昨年のNHK紅白歌合戦の平均視聴率は40・2%(後半)を記録し、2年ぶりの40%台に到達。大みそかの国民的番組としての人気を証明した。

 昨年の紅白は毎年目玉不足が指摘され、悲願だったSMAPの解散ステージが実現できなかった中でも、宇多田のロンドン生中継やポール・マッカートニーのサプライズ出演、タモリ&マツコ・デラックスの登場、シン・ゴジラの襲来、AKB48の紅白選抜順位発表など、“プチ目玉”は満載だった気がする。

 記者は出場歌手や関係者らが行き来するNHKホールの廊下にあるモニターで紅白の本番を見た。現場で大いに盛り上がった場面は、ピコ太郎の歌唱が時間切れになり、ニュースに突入した瞬間は大爆笑。審査員の新垣結衣が遠慮がちに「恋ダンス」を披露したシーンでは、ガッキーにカメラが寄ると「頑張れ~、踊って~」と祈るような歓声が響き、最後の結果発表では、視聴者投票などで圧倒的に白組が優勢だったにもかかわらず、審査員投票などで紅組が“逆転勝利”すると「えぇぇ~」のどよめきが起きた。

 つまり「目玉」を集めるだけではダメで、ピコ太郎のような「ハプニング」やガッキーのような「期待感」を刺激するシーンが必要だと感じた。

 「ハプニング」や「期待感」の盛り上がりは生放送ならではのもの。ある程度、出演者のアドリブを許す環境があって成立するもので、NHKや出演者の柔軟性が試されるところでもある。テレビ本来の力である演出や企画力というか、「多少はみ出してもOK!」ぐらいの“おおらかさ”と“ゆるさ”がおもしろい紅白を作る上でキーポイントになるような気がした。(MM)

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