東京都の小池百合子知事(64)は18日の定例記者会見で、築地市場から豊洲市場への移転の可否を、来年夏に判断する考えを明らかにした。今後の方向性について具体的な日程を示したのは初めて。
今後は、来年1月に出る9回目の地下水モニタリング調査の結果を受け、専門家会議が4月に、市場問題プロジェクトチームが5月に、土壌汚染対策の盛り土がされていなかった豊洲の安全性を確認。6〜7月に環境影響評価(アセスメント)をやり直すか検討。不要となれば、夏に移転の可否を判断する。
小池氏は移転時期について「安全を総合的な判断で確認した上で、2017年の冬、もしくは18年の春という見込み」とした。アセスメントをやり直す場合は、18年冬から19年春になるとした。
また、築地跡地を通り、東京五輪会場がある臨海部と都心部を結ぶ環状2号線は、地下化を断念すると表明。地上部分に側道か、暫定の迂回(うかい)路を建設するなどの代替案を発表した。
小池氏は築地市場が移転しない場合、環状2号線は既存道路を活用する考えも示した。しかし都では、現状で転用できる道路はないとしている。