2016.10.19 13:10

電通、15年に是正勧告も24歳東大卒女性社員の過労死防げず

電通、15年に是正勧告も24歳東大卒女性社員の過労死防げず

 電通が昨年8月、労使協定で定めた残業時間の上限を超える違法な長時間労働があったとして、三田労働基準監督署(東京)から是正勧告を受けていたことが19日、会社側への取材で分かった。女性新入社員が過労自殺した約4カ月前に行政指導を受けていながら、防げなかった同社の労務管理状況が問われそうだ。

 三田労基署や東京労働局などは既に、電通の本支社に加え、子会社5社にも立ち入り調査をした。亡くなった高橋まつりさん=当時(24)=だけでなく長時間労働が全社的に常態化していたとみて、会社側の聞き取りなどを進める。

 労働基準法は原則として、労働時間を1日8時間、週40時間と規定。これを超えて労働者を働かせるためには、労使が協定(三六協定)を結ぶ必要がある。電通によると、協定の上限を超えた長時間労働があったとして、三田労基署から昨年8月14日、労基法違反との指摘を受けた。

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