2016.10.19 23:23

朝日新聞社説に公開質問状送付 弁護士団体、死刑廃止めぐり

朝日新聞社説に公開質問状送付 弁護士団体、死刑廃止めぐり

9日付の朝日新聞朝刊に掲載された、日弁連の死刑廃止宣言をめぐる社説

9日付の朝日新聞朝刊に掲載された、日弁連の死刑廃止宣言をめぐる社説【拡大】

 日本弁護士連合会(日弁連)が採択した死刑廃止宣言を取り上げた朝日新聞の社説に対し、犯罪被害者支援に取り組む弁護士らは19日、「誤った知識及び偏った正義にもとづく一方的な主張」として、公開質問状を朝日新聞に送付した。送達後、2週間以内の回答を求めており、回答も公開するとしている。

 質問状を送ったのは「犯罪被害者支援弁護士フォーラム」。朝日新聞社広報部は取材に対し、「書面を受け取った後、拝読のうえ適切に対応いたします」とのコメントを出した。

 朝日新聞は10月9日付朝刊の社説で、「2020年までに死刑制度の廃止を目指すべきだ」とする日弁連の宣言を「大きな一歩」と評価。その上で、犯罪被害者支援に携わる弁護士らの抗議に触れ、「宣言をただ批判するのではなく、いまの支援策に何が欠けているのか、死刑廃止をめざすのであれば、どんな手当てが必要なのかを提起し、議論を深める力になることだ」とした。

 フォーラム側は質問状で、「根拠なく、感情的に反対しているという趣旨か」「すでに具体的な提案をし続けていることを知っているのか」などとただし、「死刑制度廃止ありきとの前提で書かれている」と指摘している。(産経新聞)

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