2016.10.19 18:41

テレビ番組をネット同時配信へ 総務省、NHKに解禁方針

テレビ番組をネット同時配信へ 総務省、NHKに解禁方針

 総務省は19日、テレビ番組のインターネット同時配信をNHKに解禁する議論を本格的に始めた。NHKの業務範囲を制限する放送法を改正し、民放各社の積極的な配信も促す。2020年の東京五輪までの実現を目指すが、地方の民放は視聴者離れを懸念して反発しており、調整が難航する可能性もある。

 NHKはネット配信でも受信料を徴収したい意向で、総務省は料金を巡る議論も進める。

 スマートフォンが普及し、米ネットフリックスやアマゾンといった海外の大手事業者が国内でも動画配信サービスに相次いで参入した。災害時はネットの方が危険情報伝達に役立つとの指摘もあり、総務省はテレビ各局に参入を促す。

 情報通信審議会(総務相の諮問機関)の政策部会が19日、ネット配信に向けた技術的問題を議論する委員会の設置を決めた。来年6月に中間取りまとめをし、18年6月に最終的な答申を出す見込み。専門の委員会では、現在のテレビ放送とネット配信で異なる著作権の管理について議論するほか、通信システムの負荷や利用負担も話し合う。

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