2016.10.19 17:33

三菱自動車の会長に日産ゴーン社長が就任へ 積極関与で経営立て直し

三菱自動車の会長に日産ゴーン社長が就任へ 積極関与で経営立て直し

日産自動車のカルロス・ゴーン社長

日産自動車のカルロス・ゴーン社長【拡大】

 燃費データ改ざん問題を起こした三菱自動車の会長に、日産自動車のカルロス・ゴーン社長(62)が就任する人事が固まったことが19日、分かった。日産は、三菱自動車の益子修会長兼社長(67)に社長留任を要請した。ただ、益子氏が2005年に社長に就任して以降も燃費データの不正が繰り返されており、本人も辞意を示していた。続投すれば批判も出そうだ。

 三菱自動車は月内にも日産から34%の出資を受け入れて傘下入りする予定だ。日産のトップを務めるゴーン氏が三菱自動車の会長を兼務し、積極的に関与することで、経営の抜本的な立て直しと、法令順守体制の強化を進める。

 三菱自動車は12月に予定している臨時株主総会後に開く取締役会で正式に人事を決める。

 三菱自動車は19日、17年3月期連結決算の純損益について、赤字幅が従来予想の1450億円から2400億円に拡大するとの見通しを発表した。新興国の市況回復の遅れや円高が理由という。

 ゴーン氏は日産の提携先であるフランス自動車大手ルノーのトップも務めており、三菱自動車を含めた3社の間で生産拠点の相互活用や部品の共同調達などを推進。提携効果を最大化させ、業績改善を目指す。

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