2016.10.13 18:02

「平穏な生活奪われる」建設反対住民がリニア工事禁止を申し立て 長野・大鹿村

「平穏な生活奪われる」建設反対住民がリニア工事禁止を申し立て 長野・大鹿村

 リニア中央新幹線のルート上にある長野県大鹿村で、建設に反対する住民18人が13日、JR東海の工事による騒音や大気汚染で平穏な生活環境が奪われるとして、村内でのリニアに絡む工事禁止を求める仮処分を名古屋地裁に申し立てた。

 申立書によると、村にはトンネルや変電施設が建設される予定。JR東海の環境影響評価(アセスメント)は工事による振動や大気汚染の影響を少なく見積もった疑いがあるとしている。

 原告の一人で民宿経営浮島仁子さん(77)は「住民説明会で質問してもきちんと返答がなく、納得できない」とJR東海の対応を批判した。

 原告側は、大鹿村は「日本で最も美しい村」連合に加盟しており、工事で環境が破壊されると観光客や登山客が減ると主張している。

 昨年8月に住民だけで同様の申し立てをしたが、ことし6月に却下された。今回は代理人弁護士を選任した上で、アセスメントを具体的に検討しあらためて申し立てた。

 JR東海は「申し立てがあったことを把握しておらず、申し上げることはない」としている。

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