2016.9.22 18:50

新潟県知事選、出馬表明1人の異例の事態 野党は擁立難航

新潟県知事選、出馬表明1人の異例の事態 野党は擁立難航

記者会見で民進党所属の医師米山隆一氏の擁立を訴える野党の地方幹部ら=20日、新潟市

記者会見で民進党所属の医師米山隆一氏の擁立を訴える野党の地方幹部ら=20日、新潟市【拡大】

 任期満了に伴う新潟県知事選は29日の告示まで22日で1週間に迫った。現職の泉田裕彦知事(54)が4選出馬を突然撤回し、立候補を表明しているのが前長岡市長の新人森民夫氏(67)だけという異例の事態が続いている。全国知事会によると、新人の無投票当選は例がない。共産党など国政野党3党が対抗馬擁立を目指すが難航、焦りを深めている。

 「とにかく候補者を出さないといけない」。共産、社民、生活の3野党などが20日に新潟市内で開いた記者会見。森裕子参院議員らが悲痛な口調で、有権者に選択肢がない状況に危機感を訴えた。

 3党が思い描くのは、民進党所属で次期衆院選に備えている医師米山隆一氏(49)の擁立だ。17日に民進党県連が開催した会合直前、市民グループの幹部が代表する形で「米山氏を市民有志の候補者として擁立し、他の野党3党と一緒に戦いたい」と協力を求める要請書を手渡す荒技に出た。

 参院選で民進を含む野党統一候補が自民公認の現職を破った経験からも、共産などは4野党共闘の枠組みにこだわる。自民、旧維新の党を渡り歩き、保守色の強い米山氏の出馬を求めたが、民進は独自候補断念の方針を変えず、申し出を拒否。自主投票を決めた。

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