女優の天海祐希(49)が10月スタートのフジテレビ系「Chef~三ツ星の給食~」(木曜後10・0)でシェフ役に初挑戦することが21日、分かった。三つ星レストランの天才シェフが、ひょんなことから学校給食を作る物語。劇中で料理の腕前も披露する予定の天海は、サンケイスポーツの取材に「できる限りのことはやらせていただきたい」と熱演を誓った。
刑事、弁護士、キャスター、教師などなどさまざまな職業を演じてきた天海が、天才シェフ役で新境地を開く。
ドラマは、プライドの高い三つ星レストランのシェフが、学校給食を作ることになり、栄養、経費、味覚の違いなどの壁にぶつかりながら、奮闘するオリジナル作品。
天海のフジ系単独主演は、2012年4月期の「カエルの王女さま」以来4年半ぶり。意外にもシェフ役は初で、ポスター撮影で高さ34センチのコック帽とコックコートに身を包み、「身が引き締まる思い。シェフ役は大変だけど、また挑戦できる課題をいただけた」と早くも戦闘モードだ。
劇中では、フレンチと学校給食というまったく異なる料理も披露する。子供のころから両親の料理を手伝い、宝塚時代も自炊していたという天海は「家に帰ったら1人なので和食とかを作っています」と告白。「ドラマの撮影期間中は、カレーやスープ系を作って家に置いておくと便利。あとは、タッパーに梅干しや漬物を少しずつ入れておいたりしています」と家庭的な一面を披露した。
フレンチを作った経験には「ない、ない」と大笑いし、所属事務所の後輩で料理上手で知られる俳優、速水もこみち(32)に教わる?には「そうだよね…って、そこまでは」とノリツッコミ。
自身が好きだった給食は、揚げパンとカレー。「みんな少なからず給食にはお世話になっているから、こんなふうに作っているんだということも楽しんでもらえたら」。逆境に負けず、どん欲に人生を切り開いていく天海シェフの姿は、視聴者を元気にしそうだ。
★物語
東京・銀座の三つ星フレンチレストランの総料理長、星野光子(天海)は、繊細な味覚と創造性で次々と新たなレシピを生み出し、メディアにも取り上げられるスター的存在だったが、店のオーナーとのトラブルでクビに。高すぎるプライドが災いして新しい店が見つからない中、テレビ番組の企画で学校給食を作ることになるが、失敗し、その姿が放送されてしまう。だが、ここで挫折する光子ではない。失った星を取り戻すため、天才シェフの給食作りが始まった。