2015.8.27 12:00

渡辺謙の主演映画に抜てきされた“無名俳優”/芸能ショナイ業務話

渡辺謙の主演映画に抜てきされた“無名俳優”/芸能ショナイ業務話

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芸能ショナイ業務話
李相日監督が1200人が参加したオーディションで見つけた逸材、佐久本宝の演技に注目だ

李相日監督が1200人が参加したオーディションで見つけた逸材、佐久本宝の演技に注目だ【拡大】

 先日、発表された渡辺謙主演の映画「怒り」。2010年に映画界を賑わせた「悪人」の製作チームと原作者である吉田修一氏が再タッグを組んだ作品で、出演する俳優はすごく豪華だ。

 今回発表されたのは渡辺を含めて13人。NHK大河主演経験のある宮崎あおい、妻夫木聡、松山ケンイチをはじめ、森山未來、綾野剛、広瀬すず、朝ドラ「ごちそうさん」で注目を浴びた高畑充希、映画「そこのみにて光輝く」で存在感を見せた池脇千鶴、さらにピエール瀧、三浦貴大、原日出子と実力派が並ぶ。

 そんな中で、1人、誰?と思ったのが、佐久本宝。沖縄県在住の17歳の高校生。東京、千葉、沖縄の3つのパートに分かれる同作で、沖縄パートの主要人物の1人である辰哉役にピッタリの俳優が見つからなかった李相日監督が、1200人が参加したオーディションで見つけた逸材だ。

 沖縄県うるま市の中高生で構成される沖縄版ミュージカル、組踊「あまわり浪漫の会」に所属する佐久本は、本格的な演技経験は、ほぼゼロ。

 だが、2006年の映画「フラガール」で蒼井優を大化けさせ、「悪人」では深津絵里をモントリオール世界映画祭の最優秀女優賞に導き、13年の映画「許されざる者」では“カンヌ俳優”の柳楽優弥の潜在能力を引き出すなど、その手腕に定評のある李監督のお眼鏡にかなった人物だけに期待がかかる。

 ちなみに、沖縄パートで広瀬すずとガッツリ共演する佐久本は、初めてすずと会ったとき、「あまりに可愛すぎて話せない」と漏らしていたとか。

 初々しさを見せる佐久本が、来年秋公開の同作で、どんな演技を見せてくれるのか、楽しみだ。(まろ)