将棋のプロ棋士とコンピューターソフトによる5対5の団体戦、電王戦の第5局は11日、東京都渋谷区の将棋会館で行われ、先手の阿久津主税(ちから)八段(32)がわずか21手でソフトの「AWAKE」を破り、プロが対戦成績3勝2敗で初めて勝ち越した。
対局終了後、プロ棋士とソフト開発者らがそろって会見。第1局で勝った斎藤慎太郎五段は「コンピューター将棋を理解しないと出る資格はないと考え、(事前に勉強し)開発者がいかに工夫しているか理解できた」と述べた。第2局で反則勝ちした永瀬拓矢六段は「練習対局では、やればやるほど負ける感じだった。本番ではとにかく序盤で悪くならないように気をつけた」と振り返った。