2015.2.4 18:05

女性アイドルが番組収録中に倒れ病院搬送 いまだ意識十分に戻らず

記者会見で謝罪する、テレビ朝日の武田徹常務(右)と角南源五常務=東京・六本木

記者会見で謝罪する、テレビ朝日の武田徹常務(右)と角南源五常務=東京・六本木【拡大】

 ももいろクローバーZの妹分の女性グループ、3B junior(スリー・ビー・ジュニア)のメンバー、Aさん(12)が、BS朝日のバラエティー番組の収録中に意識を失い、救急搬送されていたことが4日、分かった。番組を制作したテレビ朝日が発表した。関係者によると、女性は一時意識不明の重体に陥ったという。

 同局や関係者によると、事故が起こったのは1月28日夕、東京都内の同局本社内にあるスタジオで、「3B juniorの星くず商事」(土曜深夜3・0)の収録中。番組は、メンバーが個々のスキルアップを目指してさまざまなことに挑戦する番組で、この日は、5人1組でヘリウムガスが入った、声を変える市販のパーティーグッズを使ったゲームを行っていたが、Aさんは突然、倒れたという。意識を失っていたため、すぐに救急車で病院に搬送され、緊急の手当を受けたが、関係者によると、意識不明の重体となったという。

 Aさんはその後、別の病院で専門医の治療を受けているが、脳の血管に空気が入り、血流が妨げられている状態で、「脳空気塞栓症」と診断された。ガスを一気に吸ったことが原因とみられる。現在は新たな治療により、回復の兆しはあるものの、まだ意識は十分に戻っていないという。

 パーティーグッズには、「大人用」と記載されていたほか、いくつかの注意事項があったが、番組スタッフがこれを見落としたといい、同局では、安全管理に問題管理があった可能性があるとしている。

 同局は「番組の収録がこうした結果を招き、ご本人やご家族、関係者の皆さまに、心より深くお詫び申し上げます」と謝罪。その上で、「一刻も早いご回復を願っております。当社では、今回の事態を招いた制作上の原因を徹底的に究明した上で再発防止策を策定し、より一層安全管理に努めてまいります」とコメントしている。