2014.11.15 05:05(3/3ページ)

内定白紙で日テレを提訴!笹崎里菜さん「清廉さに欠けるは偏見」

日本テレビから内定を取り消され提訴した笹崎里菜さん

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 笹崎さんについて「人格的に明るく前向きで、日テレを信じている。本人は『普通の学生生活を送り、いい裁判結果の出ることを祈っている。世間を騒がせたことは恐縮です』などと話しています」と心境を代弁した。

 企業法務を数多く担当する緒方弁護士は「就職前にいろいろな職業経験を積むことはいいこと」とした上で、「日テレを糾弾するために訴えたのではない」と強調。「人も企業も間違いはある。組織としての間違いを改めるのは難しいことも分かるが、柔軟な思考で彼女と一緒に仕事をすれば日テレの価値も上がる」と指摘した。

 笹崎さんの一途な思いは通じるのか。次回の口頭弁論は来年1月15日。

日本テレビ広報・IR部の話 「本件は民事裁判で係争中の事案であり、当社の主張は裁判を通じて明らかにさせていただきます」

経緯

 訴状によると、笹崎さんは日テレの内定通知を受けた後、昨年9月から発声や発音の基礎講義や研修を受けていた。大学2年から3年にかけて数カ月、母親の知人に紹介されたクラブで接客のバイトを経験。従業員との集合写真を撮っていたことも気になったため、今年3月に「そういうものは大丈夫なのでしょうか」と人事担当者に報告した。一度は「大丈夫」と言われたが、4月に「傷がついたアナウンサーを使える番組はない」と人事部長から内定取り消しを伝えられ、5月に人事局長名で正式な内定取り消しの書面が届いた。

(紙面から)