2014.8.31 12:42

拉致被害者家族「信じていない」「無視」…石井一氏の発言にあきれ顔  

 横田めぐみさん=拉致当時(13)=ら拉致被害者の安否について「もうとっくに亡くなっている」と述べた民主党の石井一氏。拉致問題に取り組む警察庁を所管する国家公安委員長を務めた経験もある。何の根拠もなく、被害者の生死をもてあそぶような発言をした石井氏に対し、拉致被害者の家族は怒りを通り越し、あきれかえるばかりだった。

 めぐみさんの母、早紀江さん(78)は「よくあんなことを考える人がいるなと思います」とし、「あんなことは全然信じていません」ときっぱりと語った。父、滋さん(81)も石井氏の発言には根拠が全くないため、「無視するしかない」と静観する考えを示した。

 拉致被害者らの再調査結果が9月上旬にも北朝鮮から伝えられるのを前に、被害者家族は期待と不安のさなかにいる。

 有本恵子さん=同(23)=の母、嘉代子さん(88)は「向こう(北朝鮮)と交渉している今は一番大切な時期なのに」として、「ようあんなこと言っているなという感じです」とあきれた様子。父、明弘さん(86)は石井氏の発言が自身の旭日大綬章受章記念パーティーで出たことに触れ、「(石井氏が)どんな功労者かは知らんけれど、こんなことをいう人に章を出しっぱなしでいいのか」と述べた。(産経新聞)