2014.5.12 11:34(1/4ページ)

さかなクンも解説 ダイオウイカなど深海魚が続々水揚げの謎

今年に入り日本近海で発見された主な深海生物

今年に入り日本近海で発見された主な深海生物【拡大】

 ダイオウイカ、リュウグウノツカイ、サケガシラ-。普段見慣れない深海生物が今年に入り、日本海側を中心として次々と水揚げされたり、沿岸部に打ち上げられたりした。低水温など環境の変化が影響したとの指摘から、深海ブームによる注目度アップ、はたまた巨大地震など異変の前触れまで、専門家からはさまざまな説が出ている。果たして真相は。

 「やけに大きいな」

 今年3月12日午前9時過ぎのこと。神奈川県横須賀市の走水(はりしみず)港約50メートルの沖合でワカメ漁をしていた地元の漁師は水面すれすれをゆらゆらと漂う巨大なイカを発見した。

 規格外のサイズを目の当たりにし、すぐに船上から両手を伸ばしてイカの胴体をつかんだ。弱っていたのか、たいした反抗もなく、すぐに船に引き上げることができ、走水港に搬送した。

 横須賀市東部漁協走水大津支所によると、「ヌルヌルとしてイカ独特の強いアンモニア臭がした」という。水槽に移すと、墨を吐いたり足を動かしたりとしばらく動き続けた。イカは京急油壺マリンパーク(神奈川県三浦市)に引き取られたが間もなく死んだ。スタッフが調べたところ、全長3・6メートル、体重24・28キロのダイオウイカと断定された。現在は同マリンパークで冷凍保管されている。

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