2014.3.5 06:01(2/2ページ)

クミコ“遺言歌”がUSENダブル1位!2度目の紅白出場に意欲

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 流行歌で新境地開拓を目指すシャンソンの女王、クミコが“夢”への一歩を踏み出した。

 歌謡曲で幅を広げるため、昨春に老舗レコード会社、日本コロムビアに移籍。先月19日に発売した移籍第2弾曲「指も髪も唇も」が、発売2週目にして「USEN週間リクエスト 演歌/歌謡曲」と「週間USEN HIT 演歌/歌謡曲ランキング」の2部門で同時1位に輝いた。

 同曲は、大切な人への“遺言”を歌った人生のエンディングソング。♪最後のその時まで ねえ 触れさせて 指も髪も唇も…と語りかけるように歌うクミコの美声が、人生の終わり方を考える終活世代や最愛のパートナーを亡くした人々の心を揺さぶった。

 両部門制覇は岩本公水(38)が先月26日付で記録した「道の駅」以来2回目。USENによると、「指も-」を聴いた視聴者から問い合わせが殺到中で、ロングヒットの様相を呈している。クミコは「重いテーマの“遺言歌”がリクエストされて本当にうれしい。みなさんが“残される人”への想いを慈しんでくださった」と感激した。

 終活ソングといえば、テノール歌手、秋川雅史(46)の「千の風になって」(06年発売)が大ヒットしたが、「指も-」も国民的楽曲への期待が高まる。

 同曲は、11年の東日本大震災をきっかけに誕生。公演先の宮城・石巻市で被災したクミコは「必ずあると思っていた明日が来ないかもしれない。だからこそ、目の前のあなたの『指も髪も唇も』いとおしいと思えるのかも」と“遺言歌”に込めた想いを語る。

 紅白初出場の10年は反戦歌「INORI~祈り~」を熱唱した。今年は“遺言歌”で人々を癒やすため、4年ぶりの返り咲きを誓う。

(紙面から)