2014.1.30 05:03

NHK大河ナレーター、骨折で交代 藤村志保から広瀬修子さんに

NHK大河ナレーター、骨折で交代 藤村志保から広瀬修子さんに

広瀬修子さん

広瀬修子さん【拡大】

 5日にスタートしたNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」(日曜後8・0)のナレーションを担当する女優、藤村志保(75)が背骨を骨折し、治療中のため、番組を降板することが29日、同局から発表された。2月16日の第7話から元同局アナの広瀬修子さん(69)に交代する。

 同局や所属事務所によると、藤村は75歳の誕生日だった今月3日朝、自宅の寝床から起き上がられないほど背中に痛みを感じたという。制作会社会長の夫が付き添って病院で診察を受け、腰のすぐ上の背骨の圧迫骨折と判明。自宅で療養を始めた。関係者は「年齢とともに骨がもろくなり、筋肉が衰えたことが原因」と説明する。

 3日時点で第5話まで収録済みだった。が、痛みを押して15日に第6話を収録したものの痛みがひかず、医師から絶対安静を言い渡された。これを受けて降板が決まり、藤村は「早く回復し、再び役者としてお目にかかれるよう治療、リハビリにあたりたい」とコメントした。

 大河のナレーションをめぐっては「重みがあって大河に合う」という声がある一方、「聞き取りにくい」という声が出ていた中での今回のアクシデント。関係者は「そのことと骨折は無関係です」と説明、全治までの期間とナレーションへの復帰は未定という。

藤村 志保(ふじむら・しほ)

 本名・静永操(しずなが・みさお)。1939年1月3日生まれ、神奈川県出身。フェリス女学院卒。62年、映画「破戒」でデビュー。芸名は同作の原作者(島崎藤村)と役名(志保)から。NHK大河「太閤記」(65年)、「風林火山」(2007年)などテレビや舞台で女優として活躍する一方、85年に作家として「脳死をこえて」で読売女性ヒューマン・ドキュメンタリー大賞を受賞している。

(紙面から)