
宝塚歌劇星組ミュージカル「オーシャンズ11」(脚本・演出、小池修一郎)が2日午後、東京宝塚劇場(東京都千代田区)で始まり、今年の東京公演が幕を開けた。2月5日まで。
ハリウッドの大ヒット映画の世界初ミュージカル化。本拠地・宝塚大劇場の初日にはスティーブン・ソダーバーグ監督らハリウッド関係者らも観劇。「(監督らから)『よかった』と言っていただき肩の荷が下りました」とトップスター、柚希礼音も緊張した話題作で、新春を飾るにふさわしい大作舞台。本家の映画との違いは、柚希演じる主人公のダニー・オーシャンと相手役の夢咲ねね扮する別居中の妻、テスの恋愛模様を強調した点。「タカラヅカ的に皆さんにキュンとしていただけたら」と夢咲は話す。
さらに演出の小池は、火気類が使えない舞台の制約を逆手にとり、イリュージョン場面の導入という独自の発想で、華やかな、タカラヅカならではの「オーシャンズ」を生み出した。「派手さが強く、舞台向きにしてくださった」と話す柚希の“男臭さ”が、一層引き立っている。
この日、開演前の最後の稽古を終えてから報道陣の質問に答えた柚希は「日本全体が元気になるよう力を合わせるでしょう。私たちも、少しでもお力になれるよう舞台を精進し、前に向かって歩きたい」と今年の抱負を語った。
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