歌手の槇原敬之(40)が、漫画「銀河鉄道999」のセリフを歌詞に盗用したと原作者、松本零士氏(71)から非難を受け名誉を傷つけられたとして、損害賠償などを求めていた訴訟が26日、知財高裁(中野哲弘裁判長)で和解が成立した。
関係者によると、和解条項に〔1〕松本氏側が槇原側に陳謝〔2〕問題とされた楽曲「約束の場所」の使用に異議を述べない〔3〕双方に賠償などの債権債務は存在しないことを確認する−が盛り込まれた。
槇原は代理人を通じ「私自身の名誉回復をはかるために裁判を起こしたので、和解内容は満足している」。松本氏側の代理人は「是は是、非は非で認め合い、お互いに納得し和解に合意した。本人も区切りがついたと思う」としている。
槇原側は歌詞はオリジナルだと主張し、07年2月に提訴。昨年12月の一審東京地裁判決は、槇原が盗用したとは認められないとして、松本氏側に220万円の支払いを命じていた。