OLドラマといえば、職場に渦巻く悪を成敗する同局系「ショムニ」が有名。ショムニでは笑いもたっぷり描かれていたが、「泣かない−」はリアルな社内いじめを真正面から描く。
今年1月放送の同局系「メイちゃんの執事」などに代表されるように、明るいヒロインがハマリ役の榮倉が、今回は“笑顔なし”のいじめられ役だ。
榮倉扮する主人公は、二流大学を卒業後、運良く超一流の総合商社に入社。あこがれの会社で働く日々に胸をときめかせていたが、そこは閉ざされた世界だった。
コピーの取り違えという小さなミスをきっかけに、ストレスを抱えた上司や先輩社員からいじめの標的にされ、心身ともに追いつめられていく。
無視や仕事上の嫌がらせ、虚偽ブログを立ち上げられてしまう“ネットいじめ”など、ゾッとするような行為の連続だ。
橋本芙美プロデューサーは「テーマは『はい上がる女』。決してスーパーヒロインではない、等身大の新入社員が、必死にもがきながら『働くこと』『生きること』の意味を問えたら…」と重厚なテーマをアピール。「優しさ、強さ、明るさを併せ持つ榮倉さんの負けない姿が、見る人に勇気と元気を与えられる作品になると確信しています」と意気込んだ。
1年ぶりの連ドラで初のOL役に挑む榮倉は、「OLの制服を着るのは初めてなので、ちょっと恥ずかしさもありましたが新鮮です」。続けて「今回、いじめられる役で緊張しますが、追いつめられていく中で成長していく姿を演じていけたら」と気合の表情で“健闘”を誓った。